都電

珍★珍★電車の由来 
☆路面電車の不思議1

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車と同じように道路の上を走行する路面電車。
地元では、愛情をこめ「ちんちん電車」と呼ばれています。

ところで、みなさんは、そのちんちんの意味をご存知ですか?

ちんちんと聞いて思わず、

両前足を上げる犬の芸『ちんちん』や

クロダイの幼魚の時の名称『ちんちん』、

もしくは、イギリス・マンチェスター出身のポップデュオThe Ting Tings『ティンティン』に心踊られたニューウェーバーの方もいるかもしれません。

tingtings

グルーヴィーでかわいいボーカルのキャラクターが奏でるニューウェーブサウンド。ティンティンズ

たしかに、全部、同じ響きなんですが、違うんです。

実は、路面電車の運転手さんが
鳴らすベルの音が
ちんちん電車の由来なんですね。

その意味は、

ちん    と1回鳴らして、停車。
ちんちん  と2回  鳴らして、進行。
ちんちんちんと3回鳴らしたら、緊急停止。

運転手さん同士でコミュニケーションのために
ちんちんと音を鳴らしていたからなんです。

あまりにシンプルで、思わず、こんなルールで電車の運行して大丈夫なの?
って思っちゃうぐらいですよね。

昔は大きな駅前に行けば、ちんちん電車の停留場があったそうですから、
あちらこちらで、ベルの音が鳴り響き、
音に合わせて進んだり、止まったりする路面電車の姿は、
なんだか想像するだけで、楽しいですね。

その後、自動車が普及し、道路交通の邪魔になってくるにつれ、
都内で昔ながらの旧設軌道で走るのは、
都営荒川線だけになってしまいました。

しかし、最近は、可燃燃料を使わないエコな乗り物として、
ライトレール【LRT(Light Rail Transit)次世代型路面電車システム】
なんて言われる改良型も登場してきています。

エコで地球にもやさしく、レトロ、そして未来への可能性も秘めている、
路面電車はすごいですね。

次回は、そんな路面電車の誕生に迫ります。

 

 

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安部邦治 (kuniharu abe)
webマガジン『tram』編集長。都電が大好きでNY留学中に制作した映画「Response」は、都電の映画。公益財団 川喜多記念映画文化財団で勤務の後、現在は某ストックフォト会社の海外アーカイブ担当。趣味は囲碁、登山、週末を利用したパワースポット巡り。
安部邦治 (kuniharu abe)

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